長編映画ワークショップ その2スポーツにおけるコミュニケーションについてのワークショップ、ブラインドサッカー体験企画3自由研究セミナー「アーサー王研究会:アルフレッド・テニスン「シャロットの女」の精読から創作へ」筑前琵琶と語りの世界 −音の力、ことばの力−

■プロジェクト名
 長編映画ワークショップ



▼活動概要
▼[報告]長編映画ワークショップ その2




■ねらい
創作と批評を通じて、教養言語力の育成を目指します。文学作品の読解および台本の作成を通じて、メディアと言語の関係についての考察を深めると同時に、映像制作を通じて、参加者同士の円滑なコミュニケーション能力を高めます。




■概要
アカデミック・スキルズ3・4の授業内にて、長編映画ワークショップを継続していきます。秋学期は、短編小説を題材に映画台本を作成し、それを映像化していきます。短編小説の解釈を参加者全員で共有した後、エチュードを行いながら台本を具体的に組み立てていきます。台本も教養言語力の育成を目的とする本授業の成果のひとつと見なします。秋学期の終わりには、アカデミック・スキルズ映像祭を開催し、映画作品の上映を行います。外部講師として、劇作家の松井周氏とヴィデオ・アーティストの小泉明郎氏を招聘します。





■活動スケジュール
「アカデミック・スキルズ3・4」の授業内。
2011年9月28日(水)から毎週。16時半〜18時。




■関連セクション
 Section I 「アート」


■メンバー
坂倉杏介、横山千晶、佐藤元状



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[報告]
長編映画ワークショップ その2


[テーマ・内容]
 2011年9月28日(水)から2012年2月初旬にかけて(基本的には授業時間内、16時半〜18時、延長や時間外活動有り)、慶應義塾大学日吉キャンパスにて、教養研究センター設置科目「アカデミック・スキルズ? 批評、創作、コミュニケーション」において、「長編映画ワークショップ その2」を実践しています。

 本プロジェクトの目的は、映像制作の共同作業を通じて、学生の自己表現力を磨き、彼らのコミュニケーション力を向上させる点にあります。さらにポートフォリオを通じて、自己との対話の方法を習得させ、自己を外部に開く力を養成します。

 「長編映画ワークショップ その2」は、「その1」の続編ですが、アダプテーション(小説からの脚本づくり)を導入した点が新しい試みです。村上春樹の『東京奇譚集』(新潮文庫)所収の短編小説「どこであれそれが見つかりそうな場所で」をベースに脚本の作成を行いました。

 したがって、本プロジェクトは、大きく分けて、1)小説の読解、2)脚本制作、3)撮影/編集から成り立ちますが、脚本と映画の双方を春学期の授業の成果として捉えています。1)小説の読解においては、各自の気になった箇所などを中心に、物語の骨組みと成る要素を議論し、参加者全員の物語の共通認識を生み出すことに時間をかけました。また2)脚本の制作においては、物が人を動かしていくような筋書き(つまり、物理的な力の作用)を意識して、アダプテーションを行いました。脚本の制作においても、最終的なまとめ役は一人に絞りましたが、共同作業をベースに進めていきました。現段階では、作業はここまでですが、今後3)の撮影および編集の過程に入っていきます。3)においては、ロング・テイク(長回し)をベースに過剰な演技を避ける方向で、準備作業を進めています。

 2月の上旬に日吉キャンパス来往舎シンポジウム・スペースで「アカデミック・スキルズ作品上映会 その2+世界の今を知るための映画上映会」を開催し、完成した作品を上映する予定です。


 本プロジェクトの予想される成果としては、以下の三点が挙げられます。1)学生の自己表現力の向上、2)学生のコミュニケーション能力の向上、3)学生の自己対話能力の向上。1)の自己表現力は、教養言語力(脚本の制作)の他に、演技力(映画のパフォーマンス)、美的判断力(映画の撮影)、論理的な思考力(映像の編集)など多岐にわたっています。また2)のコミュニケーション能力は、脚本制作や映像制作における共同作業のなかでの自己実現にあります。2)のコミュニケーション力の開発には、3)の自己対話能力の開発が不可欠です。自己の欲求と対話を重ねながら、自己の殻を破っていく作業が、映像制作という共同作業には必要だからです。













[参加者]
坂倉杏介、横山千晶、佐藤元状


[投稿者:佐藤元状]




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