■プロジェクト名
2011年度 身体知を通した文学教育
▼活動概要
▼[報告]2011年度身体知を通した文学教育
■ねらい
文学作品を題材とし、作品解釈を種々の身体ワークショップに繋げて、言語芸術の総合的体験を通じて、学生の創作活動を奨励することで、芸術言語力の育成を行う。
■概要
2011年度は、「文学」の授業で、朝吹真理子『流跡』と土方巽『病める舞姫』をテキストとし、作品の読解とともに、作品内容に関連して、言語を用いたり用いなかったりする種々の身体ワークショップ(朗読、歩行、食事)を行い、学生の感性・創造性を高めた上で、作品に関連した創作活動を行い、その成果の発表を通して、芸術言語力を育成する。
■活動スケジュール
2011年12月1日(木)〜15日(木)
■関連セクション
Section I 「アート」
■メンバー
武藤浩史、佐藤元状
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[報告]
2011年度身体知を通した文学教育
[日時場所]
2011年12月1日、8日、15日(各木曜16時半〜18時) 日吉キャンパス独立館教室205
[テーマ・内容]
文学作品を題材とし、作品解釈を種々の身体ワークショップに繋げて、言語芸術の総合的体験を通じて、学生の創作活動を奨励することで、芸術言語力の育成を行いました。
2010年度は、「文学」の授業で、朝吹真理子『流跡』と土方巽『病める舞姫』をテキストとして、作品の読解とともに、作品内容に関連して、言語を用いたり用いなかったりする種々の身体ワークショップ(歩行、食事、朗読)を実施し、学生の感性・創造性を高めた上で、作品に関連した創作活動を行い、その成果の発表を通して、芸術言語力を育成しました。
詳しくは、1日の授業で、両テキストの紹介と読解を行った上で、8日に、静かな集中力と観察力育成のために、小グループに分け、瞑想歩行(速く歩く→遅く丁寧に歩く→速く丁寧に歩く)、食事の言語化(果物をゆっくり丁寧に食べる→体験を言語化→シェアリング)、朗読(歌舞伎テキスト「外郎売」などを活用した発音練習)など、言語と非言語体験の双方を活用して芸術言語の深層に繋がるようなワークショップを行い、12月1日の体験と8日の体験を接続した上で、小テキストとワークショップに材と想を得たグループ創作を課題として、それを15日に発表させました。創作擬態語や非言語音を用いたパフォーマンスや映像・音楽・言語を本格的に組み合わせた作品など、若い学生ならではの力作・佳作が並び、大きな成果が確認されました。また、学生のアンケート・コメントからも、芸術言語の真髄に触れるための大変有意義な試みであったことが確認されました。
[メンバー]
武藤浩史、佐藤元状
[投稿者:武藤浩史]
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