長編映画ワークショップ その2スポーツにおけるコミュニケーションについてのワークショップ、ブラインドサッカー体験企画3自由研究セミナー「アーサー王研究会:アルフレッド・テニスン「シャロットの女」の精読から創作へ」筑前琵琶と語りの世界 −音の力、ことばの力−

■プロジェクト名
 フィールドワークの実験授業2 「地域との対話」



▼活動概要
▼[報告]コミュニティ・アプローチグループ
▼[報告]ビジネス・アプローチグループ
▼[報告]福祉作業所との協働による製品企画と学内販売
▼[報告]障害者によるキャンパス内アルミ缶回収事業支援




■ねらい
フィールドでの交流・活動体験を通じて、異なる立場の人々との対話・協働を進め、地域社会の問題を発見するとともに、解決策の提案・実践・評価を行なうために必要なコミュニケーションスキルや学術言語力、メディア言語力を持った人材を育成します。




■概要
地域の抱えるさまざまな問題についてグループごとにテーマ(商店街の活性化、子育て支援、障害者支援など)を設定し、インタビューやアンケート調査の実施、地域活動への参加・協力などを通じて現状の課題を発見し、改善策を提言・実行することを目指します。
また、必要に応じてフィールドワークの基礎的な技法(質問紙、インタビュー、観察など)についての講義・実地指導を行います。




■活動スケジュール
商学部総合教育セミナー「地域との対話」として通年開講(金曜5限)




■関連セクション
 Section II 「フィールド・アクティビティ」
 Section III「コミュニティ」


■メンバー
牛島利明、柏崎千佳子



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[報告]
コミュニティ・アプローチグループ


[報告内容]
「地域との対話」コミュニティ・アプローチグループでは、障害者の就労支援と報酬向上をテーマとして、2009年4月以降、学期中毎週金曜日5限にセミナーを開講し、担当教員を交えたミーティングを重ねました。セミナーでは、文献などを通じて制度や現状の理解に努めるとともに、横浜市と川崎市を中心に福祉施設関係者へのインタビュー、福祉作業所で製作された商品の販路・販売方法などの調査を実施しました。
また、履修学生は「地域作業所報酬UPを考えるワーキンググループ」(6月26日)や福祉施設の地域交流イベント(11月20日)に参加・協力するなど、障害を持つ人々や支援施設の職員の方々などとの対話・交流から課題の発見に努めました。
ほとんどの学生にとって障害を持つ人々の生活は未知の世界であり、フィールドでの経験は学生の社会的視野を広げる機会として有効でした。また、報告書をまとめる過程では、現場での気づきを文献などで学んだ知識と統合して体系的・論理的に言語化することの重要性と難しさが明らかになりました。


地域との対話(イベント参加)


[メンバー・スタッフ]
柏崎千佳子、牛島利明


[投稿者:牛島利明]




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[報告]
ビジネス・アプローチグループ


[報告内容]
「地域との対話」ビジネス・アプローチグループでは、川崎市の元住吉オズ通り商店街振興組合の協力を得て、?店舗評価における消費者と店主の認識ギャップの測定、商店街メールマガジン配信システムの評価と改善策の提案・実行という2つのテーマを取り上げました。
2009年4月以降、学期中毎週金曜日5限にセミナーを開講して担当教員を交えたミーティングを重ねてテーマを設定し、消費者・店舗経営者への聞き取り調査、質問紙調査、webアンケートを実施したほか、店舗の記事出稿からメールマガジンのコンテンツ編集に至るプロセスの改善策を提言・実行し、報告書を作成しました。
調査企画の立案から報告書の作成に至るプロセスは、学術言語力養成の実践的なトレーニングとして有効でした。また、さまざまな世代の消費者や商店主との対話や調査を通じ、人々が商店街という地域資源に求めるニーズの多様性を見出したことは、学生にとって社会的な問題を多様な立場・視点から考えることの重要性を認識する貴重な経験となったはずです。


地域との対話(アンケート調査風景)



地域との対話(学生のプレゼン)



地域との対話(学生のプレゼン)


[メンバー・スタッフ]
牛島利明、柏崎千佳子


[投稿者:牛島利明]



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[報告]
福祉作業所との協働による製品企画と学内販売


[報告内容]
障害者支援施設、福祉作業所を運営するNPO法人活動ホームしもだ(横浜市港北区)、慶應義塾生協との連携により、製品企画と試験販売を行いました。
近年盛んに議論されているフェアトレードの取り組みからも明らかなように、新しい製品、新しい流通を創出することは、財の取引によって経済的な価値を生み出すだけではなく、消費者が生産者を取り巻く社会的な状況について考える契機となる可能性を秘めています。
この活動は、地域連携の一環として福祉作業所製品の販路拡大に大学が協力するということに加え、一般の学生にキャンパス近隣地域で生活する障害者の存在を認知してもらうためのきっかけ作りを目指すものです。
今年度は、試験的に以下の2つの製品の企画・販売を行ないました。

●マドレーヌの販売
慶應義塾生協の協力を得て、7月に活動ホームしもだが運営するコスモス工房製マドレーヌの試験販売を生協日吉店舗で行いました。この結果をふまえて価格や納品数量を決定し、9月下旬より毎週販売を実施しています。


地域との対話(マドレーヌ)


●慶應ペンケースの商品企画と販売
慶應義塾と卒業生との絆の力を社会貢献に活かすという発想から、卒業生を主な対象とする製品の企画・販売を行ないました。スクールカラーであるBlue, Red & Blueのストライプを織り込んだ裂織ペンケースの製作をコスモス工房に依頼し、慶應義塾生協の協力を得て、10月18日に日吉キャンパスで開催された連合三田会(卒業生組織の年次大会)で販売し好評を得ました。
一般に福祉作業所の経営資源は十分ではなく、また効率の追求が困難であったり、必ずしも適切な目標ではないという、企業とは異なった条件があります。経営学や商学を学ぶ学生にとって、障害者のQOLの向上と福祉施設の経営力向上をどのように両立すべきかという問題を考えることは、今後社会の中でより大きな役割を果たすであろう非営利組織の経営や福祉政策のあり方を考える上でも重要です。
このような取り組みを拡大することは、学生が体験の中から社会的な問題を発見する重要な機会となり、また学術言語力養成の実践的なトレーニングとしても有効な場となるでしょう。



地域との対話(ペンケース)

[メンバー・スタッフ]
牛島利明


[投稿者:牛島利明]



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[報告]
障害者によるキャンパス内アルミ缶回収事業支援


[報告内容]
障害者支援施設を運営するNPO法人活動ホームしもだ(横浜市港北区)との連携により、障害者の方々によるキャンパス内でのアルミ缶回収活動を支援するための準備を行ないました。
今年度は、来年度以降の本格的な活動に向け、活動ホームしもだのスタッフと教職員が随時ミーティングの機会を持ってアルミ缶回収ボックス設置に向けた準備を行なったほか、7月24日、1月6日には学生が活動ホームを訪問し、施設見学とスタッフの方へのヒアリングを実施しました。
この活動の目的は、障害を持つ方々がキャンパスという学生の日常の生活圏の中で活動する機会を提供するとともに、環境サークルやボランティア学生との交流を促進することにあります。
他者との共生は、まず他者の存在を知り、理解しようとすることから始まります。このような取り組みを実現することは、学生が身近な環境の中で他者と出会うきっかけを生み出し、また他者との交流を通じて社会的な問題を発見する重要な機会となるでしょう。


[メンバー・スタッフ]
牛島利明


[投稿者:牛島利明]


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